滋賀県大津市の司法書士 大津法務コンサルティングへ寄せられたご質問を紹介いたします。
- よくあるご質問
- 不動産(土地・建物)登記のこと
- 1、なぜ、登記をしなければならないのですか?
- 2、登記内容は、どうすれば確認できますか?
- 3、権利証(登記識別情報)を失くしたのですが、登記できますか?
- 4、決済に司法書士が立ち会うのはなぜですか?
- 5、仕事の都合で、決済に出席できません。どうしたらよいですか?
- 6、遠方なのですが、相続や、贈与の登記をお願いできますか?
- 7、家を買うのですが、登記をお願いできますか?
- 8、住宅ローンを完済したのですが、抵当権の抹消登記はしなければいけませんか?
- 9、離婚の際に、家を財産分与してもらったのですが、登記しなければなりませんか?
- 10、セカンドハウスとして、家を買うと、登記にかかる費用はどうなりますか?
よくあるご質問
- 手続きのこと
- 相続のこと
- 遺言のこと
- 不動産(土地・建物)登記
- 会社・法人登記のこと
- 債務整理(借金問題)のこと
- 成年後見(保佐、補助)のこと
- 生活・労働トラブルのこと
- 離婚問題のこと
- 不動産(土地・建物)登記のこと
- 1、なぜ、登記をしなければならないのですか?
- 2、登記内容は、どうすれば確認できますか?
- 3、権利証(登記識別情報)を失くしたのですが、登記できますか?
- 4、決済に司法書士が立ち会うのはなぜですか?
- 5、仕事の都合で、決済に出席できません。どうしたらよいですか?
- 6、遠方なのですが、相続や、贈与の登記をお願いできますか?
- 7、家を買うのですが、登記をお願いできますか?
- 8、住宅ローンを完済したのですが、抵当権の抹消登記はしなければいけませんか?
- 9、離婚の際に、家を財産分与してもらったのですが、登記しなければなりませんか?
- 10、セカンドハウスとして、家を買うと、登記にかかる費用はどうなりますか?
不動産(土地・建物)登記のこと
1、なぜ、登記をしなければならないのですか?
売買、相続などで不動産を取得したとしても、登記をしなければ、他の人に、その不動産が自分のものであることを主張できないからです。
不動産を取得した時は、自分の権利を守るために、なるべく早く登記をしましょう。また、建物を新築した場合は、1か月以内に、建物の表題登記を申請しなければなりません。
2、登記内容は、どうすれば確認できますか?
最寄りの法務局で、手数料(1通600円)を払うことによって、登記事項証明書(登記内容が記載されたもの)を取得できます。
また、インターネットで、登記事項証明書を請求することもできます。
なお、登記事項証明書を取得するには、取得したい不動産の「所在」や「地番」が分からなければなりません。不動産を特定する「所在」や「地番」は、住民票などに使われている住所とは異なりますので、正しい所在や地番が分からない場合は、管轄の法務局に、事前に確認されることをお勧めします。
3、権利証(登記識別情報)を失くしたのですが、登記できますか?
権利証や登記識別情報を失くしてしまった場合でも、次の方法により、登記できます。
事前通知制度を利用する
- 権利証(登記識別情報)を添付せずに、登記申請します。
- 法務局から、登記義務者(売主、贈与者など、今回の登記によって、登記名義を失う方)へ、「本人限定受取郵便」で、登記申請があった旨の通知が届きます。
- 登記義務者の方が、郵便を受取り、実印を押して、法務局へ返送します。
司法書士が本人確認情報を作成する
- 司法書士が不動産の所有者の方と面談し、その方が、不動産を取得した時の資料などを調査し、所有者本人に間違いないことを確認して、「本人確認情報」という書類を作成します。
- 登記申請の際には、権利証の代わりに、この本人確認情報を添付します。
上記の2つの方法がありますが、迅速、確実に登記できる方法である、本人確認情報が利用される場合が多いです。
事前通知制度は、贈与など、確実に登記義務者の協力が得られる場合にしか使いません。
4、決済に司法書士が立ち会うのはなぜですか?
決済(不動産取引の代金決済)とは、売主・買主・仲介業者・銀行など、その取引に関与する人が銀行などに集まり、以下のような手続きをします。
- 銀行が、住宅ローンを買主の口座に振込む
- 買主が、売主に売買代金を支払う
- 売主は、鍵を買主へ引き渡す
司法書士は、登記申請を代理するわけですが、売主、買主、銀行から提出された書類を確認して、間違いなく、登記ができることを保証しなければなりません。
登記が確実に入るからこそ、銀行は融資をし、買主も、売主へ代金を支払います。
ですので、司法書士が、決済に立ち会う理由の一つとしては、登記の専門家として、書類を確認するためです。
また、同時に、司法書士は、不正な登記、誤った登記がなされないように、売主や買主に、売却・購入の意思はあるか、ご本人に間違いないか、などを確認しています。
以上のように、司法書士は、不動産取引を円滑に進め、正しい登記がされるように、決済に立ち会っているのです。
5、仕事の都合で、決済に出席できません。どうしたらよいですか?
決済には、ご家族の方など、信頼できる方に、代理で出席してもらってください。
司法書士は、登記申請に際し、ご本人様に、購入や売却のご意思や、登記内容に間違いがないかを、直接確認しなければなりません。
ですので、欠席される場合は、事前にお会いするなどして、確認をさせて頂いております。
また、欠席される場合は、なるべく早く、その旨を仲介業者、銀行、司法書士にお伝えいただければと思います。
6、遠方なのですが、相続や、贈与の登記をお願いできますか?
はい、大丈夫です。
お電話でお話したり、郵送で書類を送付することにより、手続きを進められますので、ご依頼いただけます。
7、家を買うのですが、登記をお願いできますか?
不動産業者の方が、提携している司法書士を紹介してくれることもありますが、ご自身で、どの司法書士を頼むかを決めることもできます。
司法書士の報酬は、事務所によって異なりますので、いくつかの事務所に問い合わせてみてもよいと思います。
当事務所では、見積もり無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
見積もりの際には、以下の4点が必要となりますので、準備して頂いてから、ご連絡いただけますと、スムーズに見積もりができます。
- 売買契約書
- 不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)
- 不動産の評価証明書(納税通知書)
- 住宅ローンの金額
8、住宅ローンを完済したのですが、抵当権の抹消登記はしなければいけませんか?
住宅ローンを完済しても、登記事項証明書には、抵当権は残ったままです。
今後、ご事情が変わり、不動産を売却したいと思ったときには、必ず、抵当権の抹消が必要となります。登記は、厳格な要式が定められていますので、一つでも書類が足りないと、通りません。銀行の名前が変わったり、合併したりすると、登記に必要な書類が増え、手続きが複雑になってしまいます。
ですので、早めに、抵当権抹消登記をされることをお勧めしています。
9、離婚の際に、家を財産分与してもらったのですが、登記しなければなりませんか?
登記をして、ご自身の名義にしないと、本当に財産分与してもらったことになりませんので、お早めに、登記されることをお勧めします。
10、セカンドハウスとして、家を買うと、登記にかかる費用はどうなりますか?
セカンドハウスの場合は、登録免許税の減税措置を受けることができませんので、登記にかかる費用が、マイホームとして買う場合より、高くなります。
司法書士の報酬は、セカンドハウスとして、購入した場合でも、同じです。
たとえば、評価額1,000万円の中古建物の場合、登録免許税は、以下のようになり、その差は、6倍以上になります。
マイホームの場合 → 3万円
セカンドハウスの場合 → 20万円
さらに、1,000万円のローンで購入する場合、、登録免許税は、以下のようになり、その差は、4倍となります。
マイホームの場合 → 1万円
セカンドハウスの場合 → 4万円