マイホーム購入代金を節約する方法
マイホーム購入時にかかる費用を節約するには、
まず、購入時に、どのような費用がかかるのかを、
知る必要があります。
1、マイホーム購入時にかかる費用
1、土地・建物の購入代金
2、土地・建物の固定資産税の精算金(※)
3、不動産業者の仲介手数料
4、住宅ローンの銀行手数料
5、住宅ローンの保証会社手数料
6、登記費用
7、火災保険料
※ 固定資産税は、毎年1月1日現在の、
不動産の所有者に対し、1年分課税されます。
ですので、たとえば、5月10日に購入した場合は、
売主が、4月1日から5月9日までを負担し
買主は、5月10日から、翌年3月31日までの固定資産税を負担します。
2、マイホーム購入までの流れ
- 1、購入する家を決定し、手付金を支払う
- 2、売買契約書に署名する
- 3、住宅ローンを申し込む
- 4、住宅ローンの承認が下りる
- 5、住宅の引き渡し日(決済日)を決める
- 6、決済日に、住宅ローンで、マイホームの購入代金を支払い、鍵の引き渡しを受ける
上記の2~4のあたりで、仲介業者の方から、
仲介手数料や、銀行手数料といった、項目ごとに
それぞれ、いくらかかるのか、のご説明があると思います。
3、節約するためのポイント
仲介業者の方から、費用の明細が提示されたら、
そのまま支払うのではなく、
もう少し安くならないかを、考えてみましょう。
普段の買い物では、他の店の値段と
比較しているはずです。
マイホームを買う場合も同じです。
住宅ローンの金利が安い銀行を探す
安い火災保険・地震保険を探す
安く登記を頼める司法書士を探す
面倒ですが、節約できる金額の大きさが
普段の買い物とは、桁が違います。
頑張ってみましょう。
インターネットやタウンページで
銀行、保険会社、司法書士を探し、
電話で問い合わせると、見積をしてくれると思います。
たとえば、司法書士の登記費用は、
登録免許税と、司法書士報酬の合計となっています。
報酬は、事務所によって異なりますので、
見積りをお願いしてみて、仲介業者の方が提示した登記費用と
比べてみるとよいでしょう。また、火災保険にしても、保険会社によって
保険料は、大きく異なります。
本当に必要な保障に絞り、保険料を安く抑えましょう。
以上のように、マイホーム購入時に、
登記を依頼する司法書士や、保険会社などは、
ご自身で、決めることができるのです。
不動産業者が、いろいろと理由をつけて、
指定の司法書士以外の司法書士に依頼することを拒んでくるときは、
司法書士報酬が相場よりも不当に高い可能性がありますのでお気を付け下さい。
不動産業者が司法書士に仕事を紹介する代わりに、司法書士報酬の一部を見返りとして要求している場合があるからです。