数年後に発生する相続トラブル事例①

司法書士 大津法務コンサルティングへの

ご相談で、最も多い相続トラブルの事例は、

親の面倒を見ると言っていた兄弟が、

きちんと親の面倒をみていない

というものです。

たとえば、父親が亡くなり、

母親が一人暮らしになるため、

長男が、母親と

同居することになりました。

長男は、母の生活費等が

必要になるため、

父の遺産の全額、もしくは

他の兄弟よりも、多くもらいたいという

主張をされることが

よくあります。

他の兄弟は、

母の面倒を見てもらうのだから

反対しづらく、

長男の言う通り

遺産分割協議書に、

実印を押してしまいます。

ところが、10年~20年経過すると

長男が、きちんと母の面倒を見ていない

ということが判明することがあります。

話し合い(遺産分割協議)では、

母の面倒を見ることが条件になっていましたが、

書面には、その内容が記載されておらず、

今さら、どうすることもできない

となってしまいます。

条件を付けて、遺産分割協議をする場合は、

きちんとその内容を、協議書に

盛り込むことが大切です。

また、一度、協議書に実印を押印してしまうと

協議内容を、後から、変更することは

ほぼ不可能となりますので、

慎重に対応されることをお勧めします。

「この遺産分割協議の内容で問題ないのかな?」

「本当に実印を押していいのかな?」

と迷われることがありましたら、

早めに専門家に相談されることを

お勧めします。

大津法務コンサルティング

司法書士 横田 聡

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