1、会社設立の登記統計
政府が発表した登記統計によりますと、
平成29年に新たに設立された株式会社は、約9万1,000社でした。
株式会社の設立件数は、平成20年から平成29年までを見ますと、
毎年、約8万社~9万社で推移しています。
2、合同会社が増えている
一方、平成29年に新たに設立された合同会社は、約27,000社でした。
合同会社の設立件数は、平成20年から平成29年まで、
毎年右肩上がりで増え続けています。
3、合同会社のメリット
合同会社は、設立費用も安く、また、柔軟な定款規定を設けることができるため、
アマゾン・ジャパン、Apple Japan、P&G マックス ファクターなど、
名だたる外資系企業が採用している会社形態です。
合同会社は、株式会社よりも知名度は低いですが、
合同会社として会社設立後、
会社形態を株式会社に変更することもできるため、
最初に設立する会社として、合同会社を選択するケースが増えています。
司法書士大津法務コンサルティング
代表・司法書士 横田 聡