60年前に亡くなられた方の名義のままになっていた土地の
相続登記のご依頼を受けました。
依頼者の方の4世代前、つまり、曽祖父名義ということになります。
相続登記のご依頼を受けると、まずは、戸籍調査をします。
相続人を特定するためです。
戸籍調査の結果、今回の相続に関係する方は、合計28名に上りました!!
さらに、相続人の中から、土地の名義を取得する方を決定するために、
遺産分割協議書を作成します。
こちらには、上記28名のうち、ご存命の12名の方に
ご署名頂くことになりました。
1世代前の相続であれば、3~4名の方で遺産分割協議をしますが、
今回は、4世代前であったため、通常の3倍以上の方が
関与することになってしまったというわけです。
ここで、連絡がつかない方がいたり、
同意してくれない方がいたり、
認知症になっておられたりすると、
大変な手間とお金がかかってしまいます。
今回の場合は、90歳以上の相続人の方もいらっしゃいましたが、幸い、
意識もはっきりしておられ、スムーズに手続きが進みました。
「そういえば、相続登記していないなあ」
または、「うちの土地・建物の名義は、どうなっているんだろう」
という方は、無料登記簿診断を実施していますので、
お気軽にお電話ください。
大津法務コンサルティング
代表・司法書士 横田 聡